isako's blog

日々の自身の日記から、医療・看護の情報、地域の活動と情報を発信しています。
医療現場での様々な問題や、地域で取り組んでいる多彩な行事などをご紹介します。
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看護職員の確保、日看協が入院基本料の引き上げを要望
 日本看護協会(日看協)は2日、2020年度の診療報酬改定に関する要望書を厚生労働省に提出したことを明らかにした。医療従事者の働き方改革に必要な看護職員の確保が可能となるよう、診療報酬での入院基本料を引き上げることなどを求めた。
 吉川久美子常任理事が11月28日、同省保険局の森光敬子医療課長に要望書を手渡した。20年度改定に向けて、日看協が同省に要望書を提出するのは、5月14日以来2度目。今回は、主に看護職の負担軽減に焦点を当てて、3つの項目について要望した。
 それによると、医療従事者の働き方改革が進められる中、医師からのタスクシフト(業務の移管)やタスクシェア(業務の共有)、勤務環境改善を推進するため、医療機関では看護職員の確保が重要になると指摘。その上で、医療機関がこれらの取り組みを進めるために必要な看護職員の確保が可能となるよう、入院基本料の引き上げの必要性を強調している。
 また、看護職員からのタスクシフトやタスクシェア、勤務環境改善を推進するには看護補助者の確保が「喫緊の課題」だとし、看護補助者の処遇を改善して確保できるよう、看護補助者の配置に関する評価の引き上げも求めている。
 さらに、患者状態を正確に把握するため、「重症度、医療・看護必要度」のB項目の判断基準を、「患者の状態」と「介助の実施」に分けて測定することも要望。その際には、記録に関する負担軽減のため、新たに測定する「患者の状態」が「介助の実施」の根拠となり、別途記録の作成が不要となることを、「重症度、医療・看護必要度に係る評価票評価の手引き」「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」に明示するよう求めている。
 日看協によると、森光医療課長はこれらの要望に理解を示し、検討していくと応じた。(医療介護CBニュース全文)



 来年は、診療報酬改定になります。看護補助者の確保は当院でも困難であり、働く環境も悪くなっているようです。看護師が仕事のカバーができるように看護職員の確保も重要課題です。
 今朝の読売新聞でも掲載されており、本体と薬価をあわせた診療報酬全体では、マイナス改定になる見込みです。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:15 | - | - |
ウイルスが含まれた喀痰等 アルコール殺菌効果弱まる
 インフルエンザ対策に使われるアルコール消毒について、ウイルスが喀痰などの粘液に含まれた状態の場合、殺菌効果が弱まるとの報告です。
 報告では、「アルコール消毒だけでは、周囲に感染を広げかねず、手洗いが重要」と注意を呼びかけています。
 研究によりますと、食塩水と粘液の喀痰に、それぞれA型ウイルスを含ませ、一般的な消毒(濃度80%のエタノール)を作用させてウイルスが不活化するまでの時間を比較しました。
 その結果、食塩中のウイルスは、30秒以内で殺菌できましたが、喀痰の中では、2分たっても感染力は維持されていました。
 喀痰が渇いた状態で調べると、30秒以内に殺菌でき、粘液の状態では効果が弱まる可能性が高い結果でした。
 アルコール消毒があまり効かない微生物も多く、手や指の消毒の基本は手洗いであることを忘れてはいけません。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:54 | - | - |
インフルエンザ流行 懸念されるゾフルーザ耐性ウイルス
 今年もインフルエンザの流行期をむかえました。今年は、過去20年で2番目に早くインフルエンザが流行し始め、医療機関を受診する患者が増えつつあります。
 昨年3月に発売された治療薬「ゾフルーザ」は「1回のむだけでいい」と話題になり、前回の流行期には最も多く使われたようです。ところが、関連学会が先月、「子どもに使うことを積極的に勧められない」という意見をまとめました。ゾフルーザが効きにくい耐性ウイルスも、通常のウイルスと同じくらい感染力を持つという論文も出た…というのです。
 インフルエンザ治療薬は数種類あります。「タミフル」は1日2回、5日間ですが、ゾフルーザは1回のみで済み、前回の流行期にはインフルエンザ患者の4割にあたる推定約427万人に使われました。(厚生労働省の資料による)ところが、この薬が効きにくい耐性ウイルスが現れ、このまま大量に薬を使い続けてよいのか…。
 研究によると、患者から分離されたA/H1N1pdm09あるいはA/H3N2のゾフルーザ耐性ウイルスは、哺乳類における病原性と増殖性が野性型の感受性ウイルスと同等であること、および、耐性ウイルスは哺乳類間を効率よく空気伝播することが明らかになりました。
 これは、ゾフルーザ耐性ウイルスが人から人へ広がる可能性があることを示唆するものだというものです。小児では耐性ウイルス出現リスクを考慮した慎重な薬剤選択が望まれるとの見解です。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 14:23 | - | - |
厚労省 食品摂取基準からコレステロールの上限値撤廃
 身体のなかには4種類の脂質(中性脂肪、コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸)が存在します。これらの脂質は、それぞれ身体を健康に保つ上で重要な役割があるため、すべてが有害というわけではなく、一定量は体内に維持する必要があります。
 コレステロールは、細胞膜や身体の働きを微調整するホルモン、あるいは胆汁酸(脂肪を消化・吸収するもの)を形成するための物質として必要なものです。肝臓でつくられたコレステロールは血液(血管)によって全身に運ばれ、余分なコレステロ ールは血液で肝臓に戻ってきます。
 その際、HDL(善玉)コレステロールは血管の壁などにたまったコレステロールを取り除いて集め、もち帰ります。
 LDL(悪玉)コレステロールは、全身にコレステロールを運ぶだけで、使わないコレステロールを血管や末梢の組織に置いてきてしまいます。
 厚労省は、2015年日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。これに関して米国心臓協会などは「食事からのコレステロール摂取量を減らすことで、血中コレステロール値が低下するという明確な証拠がない」ということを理由にしています。
 また厚生労働省も「コレステロール摂取の上限値を算定するのに、十分な科学的根拠が得られなかったから」としています。しかし、コレステロールの摂取が制限されなくなったからといって、脂質異常症という疾患がなくなったわけではありません。
・高LDLコレステロール血症=LDLコレステロール値が140mg/dℓ以上
・低HDLコレステロール血症=HDLコレステロール値が40mg/dℓ未満
・高トリグリセライド血症=中性脂肪(トリグリセライド)値が150mg/dℓ以上。この3つの数字のどれかでも範囲を超えたら、脂質異常症と診断されます。血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が多くなりすぎても、HDLコレステロールが少なすぎても脂質異常症なのです。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:31 | - | - |
肺炎死亡者数 11万9300人 日本人死因第3位に
 肺炎による死亡者数〈2016年、人口動態統計)は11万9300人で、日本人の死因としては、がん(約37万3000人)、心筋梗塞や心不全などの心疾患(約19万8000人)に続いて3番目に多い。高齢者を中心に増え、2011年に、それまで3位だった脳血管疾患を抜いています。
 肺炎は、主に細菌やウイルスに感染し、肺が炎症を起こす病気です。咳や発熱、呼吸困難などが典型的な症状です。
 多くは抗菌薬などで治療できますが、再発を繰り返すことが多く、高齢者では、発症後に他の持病が悪化したり、寝たきりになったりする恐れもあります。
 また、脳血管障害などの影響で物を飲み込む力が衰えると、「誤嚥性肺炎」を引き起こす危険性も高まる。誤嚥性肺炎は、口の中の雑菌などが食べ物や唾液と一緒に肺に流入して起きるため、予防するには口の中を清潔に保つ口腔ケアが効果的とされています。
 高齢者の感染原因で最も多い肺炎球菌には、ワクチンがあり、2014年から、主に65歳以上を対象に公費負担のある定期接種が実施されています。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:12 | - | - |
安全衛生研究会特別講演〜職場におけるハラスメント対応〜
 安全衛生研究会(総会・特別講演・懇親会)が、ホテルモントレ大阪にて開催されました。16時〜20時。
 特別講演は、あすなろ法律事務所・弁護士による「多様化するハラスメントと企業の対応〜職場のメンタルリスクに対する法的対応〜」でした。
 ハラスメント対策は、労働施策総合推進法の改正により法制化されます。(2020年義務化)中小企業は、3年以内努力義務化。
 職場におけるパワーハラスメントとは、以下の3つの要素を全て満たすものです。〕ケ枦な関係を背景とした 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により 就業環境を害すること(身体的若しくは精神的な苦痛を与えること)
 まとめとして、1.パワハラ予防、対策が企業経営上の重大な課題であることを真に理解する。 2.パワハラに当たるか、当たらないかの判断基準を具体例を通じて理解する。 3.それぞれの所属組織で過去に起こったパワハラ、起こりうるパワハラの原因を考える。 4.法律で定められたパワハラ対策について、貴社での整備状況をチェックして今後行うべきことを具体的にイメージする。
 最近のパワハラを紹介し講演して頂きました。近年、SNSで拡散・炎上するのが特徴で、拡散された企業は、「ブラック企業」として認識され、信用を無くし採用等に影響を及ぼす。
 程度を超えた叱責や精神的苦痛を与える、不快にさせる発言はパワハラになり得ることを常に考えて指導することが望ましいようです。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:10 | - | - |
膀胱がん発症 男性は女性の約3倍 喫煙が最大の原因
 膀胱がんで一定の治療が終わり、長期療養を希望する患者の家族が面談来ました。膀胱から尿管にがんが浸潤し腎瘻を作っている状態です。
 膀胱がんは、男性の患者が多く、喫煙との関係が強いがんの一つです。進行すると膀胱を全て摘出する必要がある疾患です。
 年間2万人が発症し、俳優の松田優作さんがこの病気で亡くなっています。私の父もこの病気で亡くなりました。
 様々な遺伝子の変異が原因とされますが、他のがんに比べて詳しいメカニズムはわかっていませんが、患者は男性が女性の2〜3倍多く、更に喫煙者は非喫煙者より2〜3倍発症しやすいことが知られています。
 喫煙については、タバコに含まれる発がん物質が尿として排泄される前に、膀胱内にとどまることが原因と考えられています。
 膀胱がんを発症すると、尿に血液が混ざる血尿が出やすくなります。血尿などの発症のサインを見逃さず、タバコを吸う人は禁煙に取り組み予防に努めることが大切です。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 21:40 | - | - |
ストレス? アフタ性口内炎 数日前に発症し治癒へ
 先週あたりに右上口唇部にアフタ性口内炎ができているのに気づきました。口の中や唇を噛んでしまってできる口内炎とは違うものです。
 口の中のけがは、原因は不明ですが、様々な要因があります。発症のきっかけになる要因は、ストレス(期末テスト中など)、特定の食べ物(チョコレート、コーヒー、ピーナッツ、卵、シリアル、アーモンド、イチゴ、チーズ、トマト)などがあげられます。特に思い当たるものはないですが…。口腔は消化管や気道の一部なので、あるとすればストレスかな〜(';')
 生活の乱れやストレスによって体調が崩れると、唾液の分泌や質が変わって細菌などが繁殖しやすくなります。こうした原因によって起こる炎症の総称を口内炎と呼んでいます。
 ほぼ、治っているのですが、できたのは一つだけで、痛みもほとんどなく生活に支障はありません。滅多にできないので、「疲れているのかなぁ〜」て気になりました(笑)心穏やかに…(*^_^*)

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:34 | - | - |
看護学校「宣誓式」に出席 73名が各々に宣誓
 実習病院の来賓として、大精協看護専門学校「宣誓式」に出席しました。第53期生(1年生)73名です。
 私が学生の頃は、「戴帽式」だったので、ナースキャップを先輩(先生)にかぶせて頂き、ナイチンゲール像のローソクから火を分けて頂きました。
 長い月日を経て、ナースキャップが廃止される施設が増え、また男性も増えたこと等の理由から、「宣誓式」としている学校が増えています。
 この学校では、生徒各々が、自分で考えた「誓いの言葉」を言い、そしてナイチンゲール像のローソクから火を頂くのです。その後、ナイチンゲール誓詞を全員で斉唱しナイチンゲール讃歌を唄いました。
 ナイチンゲール誓詞とは、現代看護の創始者フローレンス・ナイチンゲールの偉業を讃え、1893年アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト市にあるハーパー病院のファーランド看護学校の校長リストラ・グレッターを委員長とする委員会で「ヒポクラテスの誓い」の内容を元に作成されたものです。



【ナイチンゲール誓詞】
われはここに集いたる人々の前に厳(おごそ)かに神に誓わんーーー
わが生涯を清く過ごし、わが任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。
われはすべて毒あるもの、害あるものを絶(た)ち、
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限りわが任務の標準(しるし)を高くせんことを努(つと)むべし。
わが任務にあたりて、取り扱える人々の私事(しじ)のすべて、
わが知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、われは人に洩(も)らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧(ささ)げん。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:27 | - | - |
75歳以上 来年度から「フレイル健診」導入
 厚労省は来年度から、75歳以上の後期高齢者を対象に「フレイル健診」導入を決めました。(今朝の読売新聞に掲載)
 「フレイル」とは、筋力などの身体機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態。虚弱を意味する英語をもとにした造語で、日本老年医学会が2014年に提唱した。認知機能の低下やうつなどの精神・心理面、閉じこもりや孤立などの社会性も関係する。65歳以上の約1割が該当し、75歳以上で大きく増えるとされる。
〜フレイル健診で使われる質問票(はい、いいえで答える)〜
・お茶や汁物でむせるか
・半年間で2〜3キロ以上体重が減ったか
・以前より歩く速度が遅くなったと思うか
・今日が何月何日か分からない時があるか
・家族や友人との付き合いがあるか 
 フレイルの質問は15項目あり、上記は一部抜粋したもの。75歳以降になると、食べる量が減り、足腰の筋力が落ち、家に閉じこもりがちになる。こういった悪循環が続くと、寝たきりになる恐れがある。
 フレイル健診は、市区町村で実施。血液検査などのデータや、病気や介護のレセプトも活用。フレイルが疑われる人には、保健師らが食事や運動などの指導・助言を行い、改善を促します。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 21:17 | - | - |
「人間は血管とともに老いる」 動脈に効く有酸素運動
 ランニングや水泳などの有酸素運動によって血管は若返る…。「人間は血管とともに老いる」ウイリアム・オスラー博士(米国の医学界に貢献)の言葉です。近年、こういった研究が相次いでいます。
 ある研究結果で、中長距離走選手と運動習慣のない一般学生とで、動脈の硬さを比較した結果、陸上選手の動脈の方が柔らかかったそうです。
 更に、一般学生に運動をしてもらい血管の硬さに変化が生じるかを調べました。学生10人が、1日1時間の自転車こぎを2ヵ月続けたところ、運動開始より動脈が柔らかくなりました。中高年に試しても同様の結果でした。
 こういった結果から、「血管は運動によって若返らせることができる」と言われています。
 ただ、運動をやめると1か月で血管は元の硬さに戻ってしまうのです。運動が血管に及ぼす影響について、国内外で研究が進んでいます。
 運動をすると血液の巡りが良くなり、血管の内側を覆う内皮細胞が血流でこすられる。その刺激で、血管を柔らかくする一酸化窒素などが放出。運動をして血管が柔らかくなるメカニズムはこのように考えられています。



 週3回1日30分〜40分程度の軽い運動をしただけで柔らかな血管を取り戻すことができ、運動によって脂質異常症も改善されます。
 一酸化窒素は、窒素と酸素の化合物。有機物が燃える過程で発生します。自動車の排ガスや工場の排煙などに含まれる。
 光化学スモッグや酸性雨などの原因となる有害物質だが、体内では、血管を広げる働きをして、血行を良くする効果をもたらします。血圧を下げるなど、治療への応用が期待されています。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 21:56 | - | - |
認知症ケア コミュニケーション技法 「バリデーション」
 認知症患者とのコミュニケーションの方法に、「バリデーション」があります。以前からある「ユマニチュード」とはまた違った手法です。
 この二つは、世界的にも効果的だと認められている新しいコミュニケーション技法で、老健施設でも導入に向けて活動されています。
 認知症の原因は色々とありますが、認知症の人が好む行動や考え方とは、^多瓦任る場所 安心できる人との関わり 自分ができる事は自分で進んで積極的にやりたい だ里留標や得意だった事を認めてもらう。
 逆に嫌がる行動や考え方とは、ヾ靴譴覆ぞ貊蠅撚瓩瓦 △い弔發醗磴人と関わる 出来ないと否定される た靴靴せを覚えないとならない。
 バリデーションとは、1963年にソーシャルワーカー、ナオミ・ファイル氏により提案された、高齢者が尊厳を回復し、引きこもりに陥らないよう援助する方法です。バリデーションのテクニックとして、言語的テクニック、非言語的テクニックがあり、目的を持って認知症の方に触れる「アンガードタッチ」という方法があります。(以下)
・母のタッチング:手の平で頬を撫でるを繰り返す
・父のタッチング:頭頂部から後頭部を丁寧に撫でおろす
・子のタッチング:首の後ろを指で撫でる
・友のタッチング:肩を包み込むようにし、上腕部へ撫でおろす
 効果的な事例がいくつかあり、怒りや不安感、悲しさを感じる機会は減少したことがわかっています。教育委員会で講演した内容です。
 
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:45 | - | - |
院内感染防止対策委員会 検出菌等検討
 毎月1回、院内感染防止対策委員会を開催しています。院内感染の予防・再発防止及び集団感染事例発生時の適切な対応などを行い、安全かつ質の高い医療サービスの提供を図ることを目的としています。
 構成メンバーは、院長を委員長とし、感染対策に関し相当の経験を有する医師、看護部長、薬剤科長、臨床検査科主任、事務長、看護師、管理栄養士を構成員として組織しています。
 会議で多剤耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)について検討していますが、高齢者が多い当院では、他院からの入院時に持込む例も少なくありません。
 ネット情報で、大阪府内の病院で、この2年間、入院中の患者19人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、うち18人が死亡し、1人は感染と死亡との因果関係は否定できないということです。
 院長は、「院内感染が続いてるとの認識を持てなかった。深く反省している。」と陳謝しています。
 アシネトバクターは、グラム陰性桿菌の真正細菌の1属です。湿潤環境を好み、自然環境中に広く分布しています。
 感染部は呼吸器系に多く見られ、気管切開部に定着しやすいですが、全ての臓器で化膿性感染症を引き起こす可能性がある菌です。
 日和見感染を起こすことがあり、特に免疫力の低下した患者では、髄膜炎や菌血症および敗血症を起こし重篤な状態に陥りやすい。
 幾つかの抗菌薬に対する耐性を獲得した菌株が確認されています。多剤耐性アシネトバクター(MDRA)は、抗生剤が効かず院内感染には注意が必要な菌です。

| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:05 | - | - |


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