![]() 2025.08.27 Wednesday
ハラスメントは介護離職に 尼崎市対策強化
尼崎市は、窓口業務の職員に対する威圧的な言動といったカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」が相次いでいるとして対策の基本方針を策定し5月から外部からの電話をすべて録音する対応を始めています。先日、尼崎市から介護現場でで「ハラスメントを受けたことの有無」などのアンケートがあり回答を送っています。
![]() 有料老人ホームの運営推進会議でも、地域包括から「介護サービス利用にあたっての兵庫県からのお願い」と書かれたチラシを持って説明がありました。 ハラスメントは、介護サービスの提供を困難にし、かかわった介護職員の心身に影響を与えます。状況によっては、契約条項や重要事項説明事項に基づき介護サービスの提供が終了となる場合があります。と記載がありました。介護職員に対して、〇ものを投げる 〇つばを吐く 〇体をたたく 〇大声で怒鳴る 〇理不尽な要求 〇体を触る 〇性的な話をする 〇長時間のクレーム 〇つきまとう これらは「ハラスメント行為」です。介護現場では、7割の事業所で人手不足を実感し、1年間に利用者・家族からハラスメントを受けたことがある職員は2〜4割という報告です。こういった結果が介護離職へとつながります。 ![]() |