2024.08.22 Thursday
ご存知ですか… 尼崎市「産後ケア事業」
尼崎市では、市内在住で心身の不調や育児への不安を抱える産後1年未満の母親と乳児を対象に、宿泊・通所型「産後ケア事業」を始めました。
提携病院などで、助産師が母乳を出やすくするマッサージをするほか、育児への助言や食事を提供。乳児の沐浴や発育状態の確認も行います。 サービスが受けられるのは、尼崎と西宮、宝塚、伊丹、神戸、大阪各市の病院や助産所などです。宿泊施設は15施設で、通所型は11施設。 宿泊型は1泊5500円で通算6泊まで可能。通所型は1日2700円で通算7日まで利用可能です。(これまでの訪問型=2時間2000円も続けます) 市は昨年、「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」を策定。事業はこの一環で、ほかにも低所得世帯向けに初回産科受診料(1回の妊娠につき上限1万円)と、新生児聴覚検査費用(上限8000円9を助成する取組も始めています。「核家族化で母子をサポートする体制が弱くなるなか、母親の不安と負担を少なくしたい」と松本眞市長は話しています。 事業は令和6年7月から実施。問い合わせ=市保健所健康増進課(電話06-4869-3033) |