isako's blog

日々の自身の日記から、医療・看護の情報、地域の活動と情報を発信しています。
医療現場での様々な問題や、地域で取り組んでいる多彩な行事などをご紹介します。
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院内講演会〜MRSAは何が問題なのか…
 院内感染防止対策委員会から「MRSAはなぜ、問題なのか?」と題しての講演がありました。
 MRSAは、日本においては、1980年代から全国に蔓延し、院内感染を起こして来た、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のことです。
 ブドウ球菌は、約40種類ありますが、人に感染を起こす菌として重要なのは、「黄色ブドウ球菌」と「表皮ブドウ球菌」の2つです。
 黄色ブドウ球菌は、人の皮膚や鼻腔などにも常在し、壁やカーテン、ドアノブなどの病院環境にも多数生存しており、感染症として、皮膚・軟部組織の感染、菌血症、産生毒素による感染症があります。
 それでは、なぜMRSAが問題となるのか…?黄色ブドウ球菌は、緑膿菌と並んで薬剤耐性を獲得しやすい細菌で、1960年イギリス発で、メチシリンをはじめとする多くの抗菌薬に耐性を示す多剤耐性黄色ブドウ球菌が出現したのです。
 日本ではMRSAが蔓延しているために、保菌者全員を隔離して接触感染対策を行っても実際的ではありません。
 さらに、MRSAは黄色ブドウ球菌の病原性をそのまま受け継いでおり、感染すると、強い炎症症状が出現します。
 特に、血中に侵入すると、脳、骨髄、心内膜、深部組織などに膿瘍を作り、治療期間も4〜6週間とかなりしぶとい菌で、ショック症状や多臓器不全を起こして死亡する場合もある菌なのです。



 院内感染対策としては、手から手への感染を予防する事が一番の対策で、手指消毒をいつすれば効果的なのか等、お話がありました。
 これからインフルエンザやノロウイルスが流行る季節ですので、手指消毒を基本に予防して行くことが重要です。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:53 | - | - |


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