2024.09.02 Monday
5年ぶり 保護司小田分会施設訪問
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、保護司小田分会施設訪問が5年ぶりに実施されました。今日、訪問した施設は更生保護施設姫路薬師寮。令和6年3月に竣工した新しい設備の施設です。
更生保護施設とは、刑事施設を仮釈放になった人または満期釈放になった人、少年院を出た少年、刑の執行猶予を言い渡された人、起訴猶予になった人等の内、帰住地のない人いわゆる保護者のいない人に対して、国からの委託に基づき宿泊や食事の援助を行う民間施設で、全国に102施設あります。 姫路薬師寮は、更生保護事業法に基づいて法務大臣の許可を受けた民間団体(更生保護法人)が運営しています。その事業運営に関しては、法務省の出先である4神戸保護観察所の指導を受けています。 職員は全員保護司であると言われてました。担当者から説明を受けたのち、施設内を見学させて頂きました。 定員は20名(成人男子17名、成人女子3名)で、男性と女性は接触できない造りになっています。プライバシーに配慮した全室個室化で、兵庫県下初の女性収容保護施設だそうです。(女性に配慮したトイレ・バス付)。 病気などに対応する静養室もあり、太陽光パネル、ペアガラス。LED照明器具等による省エネ化など設備が充実していました。 説明と施設内見学の後、参加保護司から色々と質問があり、有意義な施設訪問でした。貸し切りバスで行きましたが、とても良いお天気で台風のあとということもあってか人は少なく混雑はありませんでした。 |