2024.03.08 Friday
新型コロナ治療薬 4月から全額自己負担に
新型コロナが5類に移行されてから平常の暮らしに戻りつつあります。しかしコロナがなくなったわけではありません。周囲にマスクをしている人が減りコロナに感染する人も周りで増えています。
新型コロナ治療に使われる治療薬への助成はが3月末で終了し、4月からは負担割合に応じた全額を自己負担することになります。 新型コロナの治療にかかる費用は当初、検査費用や治療費を含めて全額公費でカバーされましたが、助成は少しづつ縮小され、昨年10月からは、原則、治療薬への助成のみに。今のところ薬代は、1割負担で3000円、3割負担で9000円に抑えられていますが、4月からは治療を受けた人が1〜3割に応じて負担額を丸ごと支払うことになります。 新型コロナで通常承認された薬のうち、軽症から使えるのは4種類。たとえば国産初の新型コロナ治療薬として2年前に承認された「ゾコーバ」は、最初の日に3錠、2日目から5日目まで1錠ずつ計7錠飲むと合計5万1851円となり、3割負担だと1万5555円となります。会計で支払うお金は薬代以外に診療料などもあり合算すると2万円近くに…。 また、「ラゲブリオ」は持病があるハイリスクの人が軽症から中等症まで使用できる薬ですが、3割負担で2万8293円支払うことになります。 |