2024.03.06 Wednesday
人口減 兵庫県内出生数過去最少を更新
2月末に公表された2023年の人口動態統計の速報値で、兵庫県内の出生数は前年比2.4%減の3万4019人と過去最少を更新しました。出生数の減少率は全国で2番目に低くく早急の対策が求められます。
県内では結婚しない男女も増えており、50歳時の未婚割合(20年)は男性25.4%、女性17.6%に上ります。日本は結婚してから出産するケースが多く、未婚率の上昇は、出生数の低下にもつながっています。 県は、結婚や出産、育児の課題解決のための対策を盛り込んだ「子ども・子育て未来プラン」を20年度に策定しましたが、数値目標達成は厳しいようです。婚姻数、出生数共に目標値を下回る状況が続いています。 このため県は同プランを見直し新たな対策を講じる計画をしています。県は「出会いから結婚、出産、子育てと、切れ目のない支援ができる環境を整えたい意向です。 国内の出生数の減少は止まらず、2023年は75万人と過去最少です。(全国−41097人)。鳥取県は出生数が全国最小の3493人で減少率も最も大きかった。ただ、前年は減少率が全国で最も小さくその反動が今年に出た可能性があるとみています。 |