isako's blog

日々の自身の日記から、医療・看護の情報、地域の活動と情報を発信しています。
医療現場での様々な問題や、地域で取り組んでいる多彩な行事などをご紹介します。
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看護研究発表〜嚥下機能の低下した高齢者への食事の関わり
 当院では、通信制看護学校を卒業した看護師が数人いますが、准看護師から看護師への通信制では、看護研究発表(ケーススタディ)を深く学習することなく卒業するので、卒後教育として1症例とることにしています。
 今回の症例は、脳梗塞で右不全麻痺の90歳の女性です。平成29年にアテローム血栓による脳梗塞を発症し市民病院に入院。在宅への退院を視野に看護を行い施設に退院した症例です。
 入院時は、オムツ使用で表情も乏しく時に暴力行為があった患者さんです。嚥下機能が悪く入院当初はとろみ水のみでした。



 「誤嚥なく食事量が安定し自宅に退院できる」を看護目標にあげ、高カロリー輸液から経口摂取へ以下の項目を計画しました。
1.食べる環境の考慮
2.誤嚥性肺炎の予防
3.ユマニチュードの活用
4.姿勢の保持・調整
 以上を計画的に実施。結果、主食(2度炊き)、副食きざみにまで摂取可能となり、高カロリー輸液から経口摂取へとなりました。
 経口摂取が可能となった頃から表情も豊かになり「ご飯は?」などの発語も見られ、暴力行為は全くなくなりました。療養病棟へ転棟後、老人福祉施設に退院となりました。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:39 | - | - |


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