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2025.12.18 Thursday
全国的に流行 感染性胃腸炎
昨日の夜、利用者さんが自宅で発熱と嘔吐があり救急搬送されました。病院で感染性胃腸炎と診断され絶食のうえ点滴治療をしていると娘さんから連絡がありました。今日は軽減しお粥が始まったそうです。
先週は知人が下痢が続いていると連絡があり、テレビの報道でも感染性胃腸炎が全国的に流行っていると伝えていました。感染性胃腸炎は、なんらかの微生物が原因となって引き起こされる腸の病気の総称。突然の嘔吐・下痢・腹痛や発熱などの症状を起こします。 原因になる微生物は、細菌・ウイルス・原虫・寄生虫・真菌などさまざまです。感染性胃腸炎のなかで代表的なものとしては、ウイルスにより起こるウイルス性胃腸炎と、細菌によって起こる細菌性胃腸炎があり、これらは感染性胃腸炎の大半を占めています。 原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。 感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。潜伏期間は1〜3日程度です。 家族に感染者が出た場合は、薄めたハイターで消毒をしてください。アルコール消毒は無効です。吐物の処理は素手ではなく乾燥する前にハイターをかけビニールで密閉して捨ててください。
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