2024.09.17 Tuesday
帰宅時間に 大きな満月がくっきり美しく
今日は中秋の名月(満月)です。お天気が気になっていましたが、夕方の帰宅時間に空を眺めると大きな満月がくっきり美しく見えました。
中秋の名月には、お月見団子を食べて月を眺める風習があります。月見団子というと、白くて小さく丸めた団子のイメージがありますが、地域によってさまざまです。たとえば、中央をくぼませたへそのような形をした団子、里芋をイメージして先をとがらせた団子、さらにあんを巻きつけた団子、色がついた団子など…。 白くて小さな丸い団子は、十五夜にちなんで15個を3段で盛りつけるのが作法といわれています。1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、3段目に2個です。ピラミッドのような山の形に団子を盛りつける理由については、諸説ありますが、一番高い団子が霊界に通じるアンテナのように考えられてきたからといわれています。 また、月見団子を買って帰ってきてすぐに食べるのはNGです。もともとは月に感謝の気持ちを込めて供えるものとされているため、まずは月が見える場所に置きましょう。関西では、里芋のようなしずく型で、周りに小豆あんを付けた月見団子が多くみられます。 |