isako's blog

日々の自身の日記から、医療・看護の情報、地域の活動と情報を発信しています。
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「先天性障害」妊婦の葉酸不足リスク改善せず 
 妊婦の葉酸不足でリスクが高まる先天性の障害について、2000年に厚生省(現厚生労働省)が都道府県などに通知で摂取を推奨して以降も発症率が改善していません。
 葉酸は緑黄色野菜や果物などに含まれます。妊娠初期に不足すると胎児の脳や脊髄の発育に影響し、運動機能や知覚が麻痺する二分脊椎症(神経管閉鎖障害)などになる恐れがあります。
 神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に起こる先天異常のひとつです。神経管とは、脳や脊髄などの中枢神経系のもととなる細胞の集合体。
 これらが妊娠初期に細胞分裂していくことで、脳や脊髄を始めとする、胎児の様々な神経細胞が作り出されます。
 この神経管の下部に閉鎖障害が起きた場合は、二分脊椎と呼ばれ、脊髄の神経組織が脊椎の骨により覆われていないことから、神経組織に障害が生じるため、下肢の運動障害や排泄機能に障害がおこることがあります。
 また、神経管の上部に閉鎖障害が起きた場合、脳が形成不全となり無脳症と呼ばれ、流産や死産の確率が高くなります。



 葉酸は、水溶性のビタミンB群の一種で、代謝に関わりが深く、タンパク質や核酸の合成に働いて細胞の生産や再生を助け、体の発育を促してくれます。そのため、細胞が新しくつくり出される場に必須の栄養素なのです。ビタミンB12とともに、赤血球の生産を助ける造血ビタミンでもあります。
 特に、核酸とはDNAやRNAのことで、細胞の核の中にあって遺伝情報を保存し、遺伝情報の通りに身体をつくっていく指令を出すところで、いわば、生命の根幹です。
 そのため、赤ちゃんの新しい細胞が作られる妊娠期や授乳期のお母さんにとって、葉酸は必要不可欠な栄養素とされています。2002年からは母子手帳にも葉酸に関する記述が記載されています。
| isako | 仕事・医療・看護・健康に関すること | 22:14 | - | - |


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